退職の挨拶って、どうしたらいいのかな?
時間がいつ取れるのかによって、挨拶の仕方は変わってくるんじゃ。
みんなの前で退職挨拶の時間が取れる場合
私の場合、超ブラック鬼カラオケ店の店長をしていたのですが、超ブラック鬼カラオケ店なので退職挨拶の時間などは無く、「別れの挨拶をする時間があるなら働け」と言われ退職日を一日労働で終えました。
退職挨拶の時間を取ってくれるだけで良い会社です。あなたは幸せ者ですね。
しっかりと挨拶の内容を考えておきましょう。
挨拶は1~2分で短すぎず、長すぎない300字程度にします。
万が一、覚えた挨拶の言葉を忘れてしまっても、以下の流れさえ覚えておけば、別れの言葉がすんなりと出てくるはずです。
①退職する日付
「この度、(一身上の都合により)、〇月〇日付けで退職させていただくことになりました」
(②退職理由)
「一身上の都合により~」
③感謝の気持ち
「仕事で悩んだ時も、皆様に相談に乗っていただき、学ばせていただいたこと、心から感謝いたします」
④職場へのエール
「最後になりましたが、皆様のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます」
※内容は、全てポジティブなものにすること。「②退職理由」は伝える必要の無い場なら言う必要はありません。「一身上の都合」で充分です。
みんなの前で退職挨拶をする時間が取れない場合
個別に挨拶することになりますが、その時のポイントを確認しておきましょう。
挨拶の順番は、自分が所属する部署で役職が一番上の人からにしましょう。その後は、順番に声をかけていくのですが、一人ひとりに声をかけるのではなく、数人まとまっている場合は、その場にいる全員に対して挨拶してOKです。
私は店長だったので、エリア会議の時以外は上司は店舗にいませんでした。そういう人は、退職を伝える順番はあまり気にせず、伝えられるタイミングで伝えましょう。
挨拶のタイミングは、仕事の落ち着いた時間に「すみません、今、少しだけお時間よろしいでしょうか」と声をかけ、忙しそうなら機会を改めましょう。
直接、挨拶をする時間がなく、メールで伝える場合
社内の人にメールを送るタイミングは、基本的には最後の出社日に送ります。ただし、前もって職場の先輩や同僚に確認しておくと良いと思います。
社外の人にも挨拶をする場合は、社内に退職が周知された後にしないとマナー違反です。社外の人にメールを送るタイミングは、退職日の2~3週間前が基本です。
※一斉送信の宛先は「Bcc」で行います。「To」に自分のアドレスを入れ、メールを送る相手のアドレスは「Bcc」に入れましょう。そうしないと送り先のアドレスが送信者全員に分かってしまい、情報漏洩につながってしまいます。
私は退職日に、今までの会社に対する不満や怒りを全ての社員宛てにメールで一斉送信してやろうと思っていましたが、人としてできませんでした。
退職時のポイントを押さえて、気持ち良く辞められるようにしたいのう。
うん!しっかりと感謝の気持ちを伝えるようにするね!