岸田首相が表明した「資産所得倍増プラン」について
日本の岸田さんが表明した「資産所得倍増プラン」。
会社の給料2倍になるの?うひゃうひゃ!
と思ったあなた。残念です。
倍増したいのは「所得」ではなく「資産所得」です。
資産所得っていうのは、株の配当金や、物件を他人に貸していて得る賃貸料とか、資産を所有・運用することで得られる所得のこと。
2022年までの、この10年間、アメリカでは家計の金融資産が3倍、
イギリスでは2.3倍になっているのに、日本は1.4倍にしかなっていないんだって。
なぜでしょう?
日本は個人の金融資産の半分以上が現預金で保有されていたからです。
つまり、郵便局や銀行に預けたまま放置している人がほとんどだから、
いつまで経っても資産が増えない。
ここまで聞いて、ん?あれ?と思わない?
コツコツお金を貯めるのが日本人の美徳、いざというときのために、
貯金しておきなさい、ってお母さんも、お母さんのお母さんもそう言ってた。
僕は、貯金を否定するつもりはありません。
実際、お金を貯めることは大切なことです。
でもだけどしかしながら!
貯めたお金を使わずに放置することは、ダメなんだ。
岸田さんは、このことを、「日本の大きなポテンシャル」っていう
とても優しい言い方をしました。
ふーんポテンシャルかぁ、
本田圭佑の言う「のびしろですねぇ」ってアレか→違います。
そもそも、日本人の貯金グセがここまでヒドくなった原因をご存じですか?
1945年に日本は太平洋戦争に負けて、敗戦国として終戦を迎えました。
日本政府は破産状態。それでも戦後の復興を模索しなければならなかった。
もう一度、欧米に負けない強い経済を取り戻す。
そのためには、お金が必要だった。
政府は考えます。
「戦争を生き抜いた日本国民7,000万人は多少のお金を持っているはずだ、それを集めて、新しい産業に投入しよう」
「みなさん、預金をすれば世の中は幸せになります!預金しましょう!」
国民の預金は銀行に集まり、新しい産業に低い金利で融資されました。
そして、日本は世界有数の鉄鋼産業国家への礎を築いた。
これが、奇跡と呼ばれる戦後日本の高度経済成長につながっていくんです
。
なんか、半沢直樹っぽくてかっこいいですよね。
そう、かっこいいんです。
だからダメなんです。
預金することはかっこいいこと、素晴らしいこと。
その考えが、親から、親の親から、親の親の親からずーっと引き継がれ
刷り込まれて洗脳されてきたんです。あなたもね。
今は戦後の日本ではありません。
過去の栄光にすがり、考え方を変えられないのはかっこ悪いです。
僕が岸田さんの言葉を直訳すると、「貯め込んでないで、さっさと投資してくれよ。
日本経済も潤うし、あなた自身の資産も増えるってデータが出てるんだからさ。
っていうか、投資とか資産運用しない方が損するんだよ?みんな、マジで何してんの?」
という意味です。
ちなみに僕は、全財産180万をビットコインという仮想通貨に
ぶち込んでいます。銀行口座には生活費を10万残しておくだけ。
どうしてそんなヤバいことをしているのか気になった方、
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今回は、岸田さんのニュースをお借りして、
投資をしないと損し続けることになるから
さっさと資産運用しろよ。という内容をお送りしました。
さようなら