店長になる前に、必要な資格を取っておくんじゃな?
そう、その通り!○○責任者とか◇◇管理者。取るのがすごく難しい資格だと思うでしょ?
座ってるだけで資格ゲット
食材を扱う店舗では、食品を安全に管理する知識を持つ責任者が1人いなければ営業できません。その資格が「食品衛生責任者」と呼ばれるものです。
講習料は6,000円(高ぇよ)。資格証発行代が350円。さすがにこれは会社が負担してくれました。こういうところだけは金出してくれるのが良くわからないですけどね。
300人くらいの受講者が居て、かなり広い会場に長机とイスが等間隔で並べてありました。入室順に「ここに座ってください」と指示を出している人がいて、私は会場の真ん中らへんに座りました。
いざ講習が始まると、ひどい。
そう。ただ一言。ひどい。
毎回同じことを繰り返す日常に疲れてしまったのか、講師が棒読みでタラタラっと食中毒について解説。寝てる人がめちゃめちゃいる。注意されるけど、みんなお構いなく寝てる。
【6,350円払えば、誰でも食品衛生責任者の資格が取れます】ということですね。
私もウトウトしながら3時間耐え、資格証をもらって帰りました。
鬼カラオケ店に食品衛生責任者の資格を持つ者が1人いれば良いって聞いていたんですが、どうやら「資格証が店舗の目立つところに貼ってあればOK」が実態でした。
カメラ無いのに「防犯カメラ作動中」ってシール貼ってあると、本当にどこかにカメラがある気がしますよね。それと同じ?(笑)
ただウトウトしていただけなんですけど、「この店舗の食品衛生責任者は〇〇」って書かれているだけでお客様は安心ですよね。良かった良かった。
テキスト5,000円。しかも2日間。
防火防災管理者講習は、テキスト3冊で5,000円。しかも2日間連続だと聞いてため息しか出ませんでした。
でも、食品衛生責任者よりもすごく為になったと思います。というのも、日本は震災がとても多い国なので、知っておいて損はない。
東京消防庁に勤める方が講師なので、覇気が違います。命を救うためにはどうしたらいいかの情熱的な講義なので、あまり眠たくなりませんでした。
食品衛生責任者とはえらい違いですねww
「消火器の使い方」とか、「スプリンクラーの作動」とか、実際に自分で体験できるコーナーがあって、講習者全員が体験できるんですよ。ワクワクしません?
実際、火事に遭遇することもあるかもしれない。その時に、消火器を使ったことがある人が側に居たら安心ですよね。
ちなみに、2日間あるので、終わるまでには消防庁の講師と仲良くなっていて、大火事の現場での話とか、消防士時代の色んなエピソードを話してくれるんです。
消火した後に吸うタバコが一番うまいって言ってましたwww