現代に適している?
私が感じたのは、ハローワークで働く職員の「絶妙な距離感」です。
彼らは、国家公務員です。
転職サイトや転職エージェントと異なり、ノルマは無く、どんなに頑張って働こうが、毎月同じ給料です。
そのせいか、ネットでは「対応が雑」「やる気が無い」「テキトーな感じ」などと悪く言われています。
しかし、私は逆だと感じました。
ノルマも無く、頑張る必要が無いからこそ、どんな人に対しても同じ熱量で対応できるのだと。
例えば、転職成立数にノルマのある職員が居たら、ノルマ達成のために「対応も良く」「やる気も出て」「慎重に」求人を紹介するでしょう。
でもそれって、ノルマ達成のためであって、転職希望者のためではないですよね?
下手したら、自分に全く合っていない職種の求人を無理やり紹介しているのかもしれません。
そういったことが、ハローワーク職員には無いんです。
いつも肩の力が抜け、冷静に話してくれる職員さんに、私は好印象を持ちました。
暑苦しく相談に乗ってくる人が苦手な人は、一度ハローワークに行ってみることをオススメします。
空気は重たい?
はい。ものすごく重たいです。
私が行っていたハローワークは求人検索をするPCが10台ほど並んでいるのですが、そこに鮮度を失った魚のような眼をした人が2,3人座っていて、無言でマウスを動かしていました。
初めて行った時に感じたのは、「何回も来たくない雰囲気の場所」ということです。試験会場のような独特な空気は最後まで好きにはなれませんでした。
今思うと、再就職を促すための施設なので、わざとそういう空気作りをしているのかもしれませんね。
ハローワークは、失業保険の申請手続きの時に行かなければならないからの。早めに雰囲気に慣れておくと良いぞ。
そうだね。さっそく、気軽に行ってみるよ!