職務経歴書って、転職する人は用意しておいたほうが良いの?
職務経歴書は、お主の業務経験とスキルを確認するための重要な書類じゃ。
※特に30代なら、これまで培ってきた経験とスキルは重要視されます。
職務経歴書とは?
職務経歴書とは、業務経験とスキルを確認するための書類です。
応募者がこれまでにどのような仕事に携わり、どのような経験や技能を持ち、それをどう活かすことができるかを採用担当者に伝えます。
私の場合なら、超ブラック鬼カラオケ店の店長職ですから、月の残業200時間に耐えうる体力、スタッフ同士のケンカを仲裁し、まとめ上げるリーダーシップ、朝5時59分に退社記録をつけ、朝6時00分に出勤記録をつける精神力。とまぁこんな感じですかね。ちゃんと書けるものは1つもないですね。
私はこれを、上手に言い換えて職務経歴書に書きました。例えば、「どのようなお客様に対してもおもてなしの心を忘れず、笑顔で接する対応力」みたいな。
※A4サイズの用紙1~2枚にまとめるのが一般的です。
書くための準備
30代なら、これまでの経験を上手に伝えられるように準備をしましょう。
①いつ、②どこで、③誰に、④何を、⑤どうしてきたのか、あなたがこれまで培ってきた具体的な経験を時系列で整理してみましょう。
これによって、経験してきた業務だけではなく、自分が得意とする分野や身に付けたスキルなども整理することができます。
また、仕事での成果や実績、評価されたことや自分の特徴、仕事に対する熱意なども書き出してみると良いでしょう。
職務経歴書を書く時、企業の採用担当者の立場になって、採用したいと思えるかどうか考えてみましょう。
どのような人を採用したいと思うか、どのような人なら活躍できるか想像してみてください。
志望先企業から求められる能力と、あなたのこれまでに培われた経験とを重ね合わせることで、アピールすべき部分が見えてきます。
職務経歴書は、自分の経験とスキルをアピールする大切な資料なんだね!
そうじゃ!整理してから伝えることが、転職成功への近道なんじゃ!
書く時のポイント
・第一印象を良くする
レイアウトは見やすく、見出しは必ず付けましょう。A4の用紙1~2枚程度の分量にまとめましょう。
箇条書きで読みやすい文章を心がけてください。
あなたの経験・知識・能力に関するキーワードを盛り込みましょう。
採用者(企業側)が興味を持ちそうな分かりやすい言葉が良いと思います。
・会ってみたくなるようなポイントを盛り込む
経験・知識・能力を書く時、具体的な数字を交えると良いでしょう。
例えば、「私が担当した部署では、一日の売上が前年度比120%アップ」などです。
字は綺麗な方が良いですが、一生懸命、丁寧に書いた職務経歴書は伝わります。
それだけで好感を持ってくれることもあるので、しっかりと気持ちを込めて仕上げましょう。
見本と各項目の書き方
・職務要約(あらすじ)
職歴を分かりやすく簡潔に伝えましょう。
自分の仕事はどういうものだったか一言で言うと?などを意識して100字程度でまとめましょう。
・職務経歴(内容)
どこで、誰に、何をしてきたか、が分かるように書きましょう。
具体的には、在職期間・会社名・その規模・業務内容・自分が行った業務内容を書きます。
規模や実績は具体的な数字で表すと良いと思います。
・工夫、PRポイント
成果・実績を上げるための工夫点や、業務内容で意識したことを分かりやすく書きましょう。
・資格、スキル
資格を持っている場合は、記載しましょう。
業務と全く関係のない資格は書く必要はありません。
ただし、運転免許(普通自動車第一種運転免許)などは通勤などで必要になるかもしれませんので、持っているのなら書いておいたほうが良いと思います。
・自己PR(アピール)
どの企業でも通用する経験やスキルがあれば、自信をもって書きましょう。
箇条書きなら3つほど、文章なら5行以内に収めましょう。
書き方のコツさえつかめれば、分かりやすく簡潔に、自分の良さをアピールできるんだね!
その通りじゃ!やみくもに書くより、書くべきことを整理して書くことが大切なんじゃ!
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