会社辞めたいけど、なかなか言い出せないんだよなぁ……。
そんな時こそ、「退職代行サービス」じゃ!
退職代行サービスとは?
2018年頃から注目され始めたサービスで、あなたの代わりに、会社に退職の意思と退職日を伝えてくれます。
利用料金は約3万円で、24時間電話相談でき、万が一、退職できなかった場合の返金保証までついている代行サービスもあります。
大きく分けて、二つの退職代行サービスがあります。
- 弁護士事務所の退職代行サービス
- 退職代行専門会社
弁護士事務所の退職代行サービスは、退職の意思と退職日を代弁し、残業代や未払い賃金などの交渉も可能です。
費用が5万円と少し高めですが、法律のプロである弁護士が味方に付いてくれる安心感があります。
退職代行専門会社は、弁護士資格を有する者が居ないので、代弁業務しかできない(非弁行為にあたる為)と思われがちですが、そのサービス内で外部の労働組合に加入すれば、弁護士が行える有給休暇の取得や未払い賃金、残業代の請求も可能になります。
費用は3万円前後です。
※会社は、労働組合との交渉を拒否できません。なぜなら、労働組合との交渉を会社が拒否すると、不当労働行為にあたり、最悪の場合、損害賠償請求をされてしまうからです。
しかし、激安価格の退職代行サービスは代弁業務しかできない場合があるから、注意が必要じゃな。
弁護士資格を持っているか、外部の労働組合がある退職代行サービスを選ぶようにすれば大丈夫なんだね!気を付けるよ!
実際に退職代行サービスを使ってみた人の本音は?
思い詰めた結果、退職代行サービスを使うことにしてるね。でも最後には気持ち良く辞められたみたいだし、思ったよりも利用しやすい感じだね。
退職代行サービスを使うなんて恥ずかしい、という考えが、もはや古いんじゃな。会社を辞めたくなったら、辞め方の選択肢の1つじゃな。
少なからずお世話になった会社の退職を、赤の他人(退職代行サービス業者)に全て丸投げすることをためらう気持ちも分かります。
大人としての礼儀に欠けるのではないか?そんなことをするなんて、自分はひどい人間だ。ちゃんと話をすれば、分かってくれるかもしれない。
そう思い続けて、退職を切り出せずにズルズル働き、いつの間にか精神が病み、最悪の選択をしてしまう人が現実に居ます。
退職代行は、こういった人を救うためのサービスであると私は思っています。
サービスを利用することは、決して恥ずかしいことではなく、時代に適した新しい退職の形なのです。
正直、私もこのサービスを使って超ブラック鬼カラオケ店を退職すれば良かったと思っています。
私の場合は、辞められたのが上司に退職を切り出してから3ヶ月後のことです。一度目の話し合いの場では強引に説得されてしまい、ズルズルと長引いてしまいました。情けないです。
代行サービスに依頼していたら、こういう無駄な時間も無かったのだと思い、選択肢として考えるべきだったと反省しています。
退職代行サービスは失敗しないの?
失敗することもあるの!?
さっきも言ったが、激安の退職代行サービスに依頼すると、代弁業務しかできない場合があるんじゃ。
あなたが会社を辞めたがっているという意思と退職日を代わりに伝える、これが代弁業務です。これは、どの退職代行サービスでも利用可能です。
しかし、有給休暇の取得・未払い賃金と残業代の支払いなど、会社との交渉は弁護士資格を持つ者しか行えません。
会社との交渉ができない退職代行サービスに依頼してしまうと、会社との交渉はできず、結局あなたが直接やり取りをしなければならないという、厄介なことになりかねません。
退職代行サービス会社に弁護士が居るか居ないか、依頼をするときは必ず確認しましょう。