社畜生産場編、始まる。

社畜生産場外観
転職の神様(ウインク)

おっ!「新しいシリーズ」の始まりじゃな!

30代筆者(ニヤつき)

この会社には、社畜を産み出すための教育施設があったんだ。

5日間で完璧な社畜へ

入社したばかりの社員は使えない、しかもすぐに辞めてしまう恐れがある。

この2つの大きな悩みを解決するために社畜生産場を作ったのです。

①会社への忠誠心を高めさせ辞めにくくさせること。
②店舗に戻ったら即戦力として使える労働力になっていること。

この2つの目標を高い水準で達成させる5日間の合宿です。

私は、この5日間が終わっても上記のことに気付かず、労働力として自信をつけ、会社への忠誠心は知らぬ間に高まっていました。

1年半が経ち、退職した時でさえ、この生産場の本当の狙いには気づいていませんでした。

合宿スケジュール

5日間のスケジュールはこんな感じ。

初日自己紹介、担当確認、スケジュール確認、声出し
2日目合宿中ルール確認、唱和、会計レジ練習
3日目役員講演、デリバリー練習、調理練習
4日目食中毒対応、クレーマー対応
最終日筆記・実技試験

5日間の本当のスケジュールはこんな感じ。

初日「烏合の衆」まるで落ちこぼれ高校生の勉強合宿。
2日目「逃げるが勝ち」刑務所生活からわずか2日で脱落する社員も。
3日目「豚に真珠」会社の役員が講義に。聞いてメモするフリ。
4日目「言うなり地蔵」全員イエスマン。「はい」しか選択肢がない。
最終日「苦あれど楽なし」退職=脱落だと洗脳。店に戻っても地獄が続く。

「本当のスケジュール」ってなんだよwww

金かけて作った施設だけあって、レジの練習部屋や、清掃の手順を確認するためだけの部屋もあり、店舗に戻った時には社員としてレベルが数段上がっていました。

社員としてのスキルアップは、退職した今となっては無意味だったのかもしれません。

しかし、この社畜合宿、「正しい人間を作る」という意味では、とても良い経験だったと思っています。洗脳に負けないことが条件ですが。

たった5日間でしたが、厳しい訓練に集団で耐え、乗り越える爽快感もありました。これも生産場の策略なのかもしれませんが。

24時間、5日間ずっと集団で行動を共にしていると、色んなことが起こります。ニンゲンだもの。


次回からは、この5日間のスケジュールに沿って、「社畜生産場シリーズ」をお送りしますね。

お楽しみに!

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投稿者: 24中(2浪4留して大学中退)

2年浪人して、やっと合格した大学を4年留年し中退した僕。 なんとか就職できた会社で待っていたのは、会社の飼い犬 「社畜犬」として理不尽な環境に耐え続ける日々だった。 嫁も子供も資産も無い。 (本当に、このままでいいのか?) ネクタイという名の首輪を外し、自由で幸せな人生を過ごすため、 一匹の犬が立ち上がった。

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