「キッズルームとわたあめ機で分かった私の存在価値:ロボット店長」退職きっかけ編・第7話

ロボット店長
転職の神様(笑顔)

お主の店舗はすごいのう。40部屋もあってキッズルームもわたあめ機も完備してるんじゃな!

30代筆者(笑顔)

店長として、自慢の店舗だよ!店長として、自慢の店舗だよ!

キッズルームを増設

ある日、黒井部長が突然、私の店舗に現れました。

大体、売上についての嫌味を言ってくるか、悪い知らせのどちらかなので、「うわぁ……来たよ」と恐る恐る迎え入れると、

「おい、キッズルームを4部屋、追加することになったから。来週から工事に入るから覚えておけよ?」

さらに続けて、

「それと、キッズルーム増設に合わせて、子供が喜ぶ「わたあめ機」も受付カウンター横に設置することに決めたから、覚えておけよ?」

ってサラっと言ってくる。

みなさん、「クイズ違和感」の時間です。

何か違和感を感じませんか?

シンキングターイムっ!!!

…………

……………………

………………………………………

はい、終了!!

この時、私はこの店舗の店長でした。

普通さ、店舗を改装する時って、まず最初に店長に話をするべきだと私は思うんだけど、間違っているのかな?

「キッズルームを4部屋増やし、わたあめ機も導入しようと思っているんだけど、接客機会とオペレーションが増えることになる。今の店舗の状態で、導入しても問題ないかな?」

って「相談」から入るのが筋だと私は思う。

しかし、このク●会社は私に決定事項だけ伝えてきやがった。「こう決まったから、よろしく」ってな。

その時、思いました。

「この会社は私のことを店長だと思っていない。この会社では、私はただの働くロボットなんだ。」

今思えば、ロボットよりたぶん悪い。

なぜなら、店舗で不祥事が起きた場合、責任を取らされるのは肩書だけ「店長」の私ですから。

わたあめ機を撤去

キレました。

さすがに私のことを舐めすぎなんじゃないか?って思ったので。

もう辞める気マンマンでしたし、最後くらいは自分が店長なんだからこの店を自分の好きなように動かしてやる、ってね。

黒井部長と古井部長補佐が自信満々に推してきたわたあめ機を2日目に撤去。

倉庫の奥にサヨウナラしました。

スタッフには、もし黒井と古井にバレて、何か言われたら、「店長が指示したので」って言って良いから。と伝えました。

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投稿者: 24中(2浪4留して大学中退)

2年浪人して、やっと合格した大学を4年留年し中退した僕。 なんとか就職できた会社で待っていたのは、会社の飼い犬 「社畜犬」として理不尽な環境に耐え続ける日々だった。 嫁も子供も資産も無い。 (本当に、このままでいいのか?) ネクタイという名の首輪を外し、自由で幸せな人生を過ごすため、 一匹の犬が立ち上がった。

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