結論から言うと、不満を伝えてはダメじゃ。
給料安いし、残業多いし、上司はムカつくのに……。
不満は絶対に言わない
会社への不満を隠さずぶつけてしまいたいのが本心だと思います。しかし、冷静に考えてみてください。言いたいことを言って、どうなりますか?
その場では、あなたの心はスッキリするかもしれませんが、辞めるまでの2~3ヶ月間、会社にとってあなたの存在はとても嫌なものになってしまいます。
暴言を吐いたあなたに対して、退職日までに有給休暇を取るよう促したり、退職金の額や、支給日についての相談を持ち掛けてくるでしょうか?
私が以前勤めていたブラック企業の鬼カラオケ店は、毎月のように同期が辞めていくのですが、上司に対してボロカス悪口言って辞めたヤツがいます。彼は結局、有休を消化させてもらえずに退職日を迎えました。
自分から有休消化について言い出しにくくなってしまい、上司も彼を無視するようになったので、どうしようもなかったのでしょう。
つまり会社に不満を言って、損をするのはあなたなのです。
じゃあ、どうすればいいの?
本音の中にある、ポジティブな理由を探すんじゃ!
本音の中にあるポジティブな理由
一番の退職理由は会社への不満かもしれませんが、次に出てくる理由、その次に出てくる理由は何でしょうか?もしかしたら嫌なことばっかりで、ネガティブな理由ばかり出てくるかもしれませんね。
でも、前向きな理由もあるはずです。
例えば、「新しい分野に挑戦してみたい」「自分のスキルをもっと活かしたい」という理由は、本音だと思いますし、退職理由として立派だと思います。
さらに、このような理由なら、会社としても引き止めにくいでしょう。
※「その不満を解消するから、仕事を続けて欲しい」などと引き止めにあうケースがあるので、やはり会社への不満は伝えない方が良いのです。
少なからずお世話になった会社じゃ。跡を濁さず、退職日を迎えたいものじゃな。
うん、そうだね。不満もあるけど、感謝もあるから、「オトナな退職」ができるように心がけるね!