「男子トイレで汚物祭が催されています!」退職きっかけ編・第5話【閲覧注意】

汚物祭
転職の神様

なんだか、ものすごく汚い話になりそうじゃな。

30代筆者(笑顔)

これを経験して、会社を辞めようと決心したんだ。

泥酔大学生

汚物祭が開催されることになったのは、深夜3時頃でした。

身分証で全員20歳以上だと確認できた大学生グループの1人が、受付カウンターにやってきてこう言うんです。

「すみません、男子トイレから出てこなくなったヤツが居るんですけど」

あ、そう。

だから、なに?

居酒屋で飲みすぎて、トイレから出てこなくなるヤツいるよね。あれって店員さんに言えば何とかなると思ってる?ならないよ。自分たちで何とかしろよ。

カラオケもまたしかり。

でも、助けを求めてきた大学生が、続けてこう言うんです。

「ノックしても、声かけても返事がなくって……」

召されたんじゃね?天国へ。

しかし、本当に急性アルコール中毒で召されることはカラオケ店であり得るので、さすがに様子を見に行くことにしたんです。

男子トイレの一番奥。

大便器の個室にカギかけられていて、どうやらそこに大学生グループの1人がいるらしい。

コンコン、コンコン……………。

「すみませーん。だいじょうぶですか~?」

ん?なんかクサッ。う〇この臭いがすごい……。

実は、こういう非常事態に備えて、トイレは外から開けられるようになっているタイプのものが多いんです。

特に私の働いていた鬼カラオケ店は、トイレで体調を崩される場合も多かったので、そういうケースを踏まえていたんでしょうね。

「もしもーし、だいじょうぶですか~?ドア、開けますよ~?」

恐る恐る、カラカラカラ……とゆっくりドアを横にスライドさせていきました。

すると、中はこんな光景でした。

地獄絵図

地獄会議の時も使った地獄絵図ですねwww

床に男性が横向きで倒れていて、口からゲ□が垂れている。しかも全裸。

お尻からウ〇コも漏らしていて、お酒を飲みすぎたせいでビリビリの水っぽいウ〇コがトイレの床を水浸しにしている。水じゃないからウ〇コ浸しだけど。

脱いだ洋服がゲ□とビチャビチャのウ〇コの上で程よく水分を吸っている。

これが汚物祭か。男子トイレで催されてんのな。

地獄より地獄だろ。どんな悪いことをしたらこんな光景に出くわすんだよ。

それにしてもクサい。マスク二重にしててもクサすぎる。

ゲ□とウ〇コに立ち尽くす私

カラオケ店員として、色んなゲ□を処理してきた。

ゲ□だけでも精神が壊れそうなほど嫌だったのに、今回は「成人男性のゲ□&ウ〇コ」。

で、私はしばらく考えていたわけ。

(他人のウ〇コを処理するのって、業務内容に入ってるのかな?)

この時、初めて本気で「バックレて家に帰ってやろうかな」と思いました。

だって毎日毎日4時間以上残業して体力も限界なのに、精神も壊しに来てるんだもん。

手にビニール袋を二重にはめ、ゲ□処理をする格好に着替え、清掃用具とトイレットペーパーと使い、床にこびりついたゲ□とビチャビチャウ〇コを拭き取り、洗い流しました。

その作業をしている時、はっきりと頭の中で「この仕事はダメだ。このまま続けていたら確実に自●をしてしまうほど追いつめられる日が来る」と思いました。

自分で天国に召されることを選ぶようなことがあっては、絶対にならない。

こんなク●みたいな会社に、私の人生を終わらせられてたまるかよボケェと、この時感じたことを忘れないように何度も反芻して、心に刻みました。

そいつらは出禁にしました。

私の働いていた鬼カラオケ店では、会員カードがなければ入店できないのですが、その会員カードをバーコードリーダーでピッって読み取ると、専用PCの画面にその客の情報が出ます。

年齢、来店回数、前回来店日時、そして店員からのコメント。

店員がその客に思っていることを書き込めるんです。

例えば、「よく店員に絡んでくる嫌な客です。気を付けてください」とか、「喫煙所じゃないところでタバコ吸っちゃうカスです」とかww

客にはPC画面は見えないので安心です。

受付をした店員はその情報を参考にして接客をするわけです。

今回、ゲ□とウ●コをトイレにぶちまけ、他のお客様へのご迷惑はもちろん、私にすさまじい精神的ダメージを与えた。

よって、「その大学生グループは全員、出禁」にしました。

私、よっぽどムカついてたんだねwww

後日、私が受付している時に、そいつらが来たので、追い返しました。

上司がもしその場にいたら、売上のために確実にご案内していたでしょうが、もう、売上などどうでもよい。

辞めるのだから。

と、少しずつ少しずつその思いが膨らんでいきました。

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投稿者: 24中(2浪4留して大学中退)

2年浪人して、やっと合格した大学を4年留年し中退した僕。 なんとか就職できた会社で待っていたのは、会社の飼い犬 「社畜犬」として理不尽な環境に耐え続ける日々だった。 嫁も子供も資産も無い。 (本当に、このままでいいのか?) ネクタイという名の首輪を外し、自由で幸せな人生を過ごすため、 一匹の犬が立ち上がった。

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