「カラオケ店からカラオケ店に転職した社員」退職きっかけ編・第1話

転職の神様

ど、どういうことなんじゃ?

30代筆者(笑顔)

今でも、分からないんだ。

転職を意識し始める私

私は、カラオケ店で1年6ヶ月働きました。

なんだ、一年半かよ。短いな。と思うかもしれませんが、私にとってはめちゃめちゃ長かったです。

カラオケ店で社員として1年以上働けた人は、専門的な知識が必要な仕事以外はどこでも通用すると思います。常人と異なる体力と精神力が備わっていますから。


私は入社半年で「転職」というか「退職」を意識していました。

こんな仕事、一生続けられるわけないだろ……って。

とにかく「仕事を辞める」ということを頭の隅に置いたまま、ずるずると時間が過ぎて行ってしまいました。

実はその当時、仲の良かった先輩社員にも、同じように思っていた人がいました。

弱井(よわい)社員と言います。

彼は、私より年下ですが、入社時期が1~2年早く、一応先輩でした。

入社まもない私から見ても、弱井社員は要領が悪く、口下手で、先輩たちにこき使われる「のび太くん」みたいな人でした。

しかし、弱井社員も人間です。

先輩たちからの理不尽な要求、体力的に無理なシフト、自分の容量の悪さ。

全てが嫌になったのでしょう、急に姿を消しました。バックレです。

弱井社員がいなくなってから1週間後、「弱井です。お疲れ様です」というLINEが来ました。

弱井社員がバックレたことで迷惑をかけられた社員やスタッフも居ますが、私は別に何も被害は受けていなかったので、「おっ、どうですか調子は?」と返しました。

すると、

「今、別のカラオケ店で働いています」

と返信がありました。

おお意味わかんない意味わかんない。

普通、今の職業が嫌で辞めて転職、となったら、別業種にしません?

カラオケ店の社員は土日は休めず、出勤時間もバラバラなので生活リズムが整えられず体と精神がボロボロになる、魂が削られていく仕事です。

私はそれが一生続くのがどうしても嫌で(当たり前ですよねw)、退職を決断しました。もちろん他にも退職理由は数えきれないほどありますが。

弱井社員もそういったことが原因で辞めたんじゃなかったの?とLINEで聞くと、

「でも、自分、結局、接客しかできないんで。」

なにカッコつけてんだよカッコよくねぇよ。接客しかできなくても他に仕事あんだろ。要領悪いのは仕事だけじゃなくて仕事選びもか。やべーやべー。


数日後、弱井社員がそのカラオケ店も退職した、と風のうわさで聞きました。

まぁ、そうなるわな。

でも、彼みたいな人が居たからこそ、辞めた後のことも大切だと気付き、私の目的は「退職」ではなく「転職」なのだと再認識できたのです。


最後まで読んでいただき、本当に本当にありがとうございます!!

同じ業種に転職する時は、覚悟が必要ですね。

さすがに私はもう、カラオケ店の店長は5回生まれ変わっても1回も経験したくありません。

カラオケ店は「客として楽しむのが一番」www

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投稿者: 24中(2浪4留して大学中退)

2年浪人して、やっと合格した大学を4年留年し中退した僕。 なんとか就職できた会社で待っていたのは、会社の飼い犬 「社畜犬」として理不尽な環境に耐え続ける日々だった。 嫁も子供も資産も無い。 (本当に、このままでいいのか?) ネクタイという名の首輪を外し、自由で幸せな人生を過ごすため、 一匹の犬が立ち上がった。

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