お主の店舗はすごいのう。40部屋もあってキッズルームもわたあめ機も完備してるんじゃな!
店長として、自慢の店舗だよ!店長として、自慢の店舗だよ!
キッズルームを増設
ある日、黒井部長が突然、私の店舗に現れました。
大体、売上についての嫌味を言ってくるか、悪い知らせのどちらかなので、「うわぁ……来たよ」と恐る恐る迎え入れると、
「おい、キッズルームを4部屋、追加することになったから。来週から工事に入るから覚えておけよ?」
さらに続けて、
「それと、キッズルーム増設に合わせて、子供が喜ぶ「わたあめ機」も受付カウンター横に設置することに決めたから、覚えておけよ?」
ってサラっと言ってくる。
みなさん、「クイズ違和感」の時間です。
何か違和感を感じませんか?
シンキングターイムっ!!!
…………
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………………………………………
はい、終了!!
この時、私はこの店舗の店長でした。
普通さ、店舗を改装する時って、まず最初に店長に話をするべきだと私は思うんだけど、間違っているのかな?
「キッズルームを4部屋増やし、わたあめ機も導入しようと思っているんだけど、接客機会とオペレーションが増えることになる。今の店舗の状態で、導入しても問題ないかな?」
って「相談」から入るのが筋だと私は思う。
しかし、このク●会社は私に決定事項だけ伝えてきやがった。「こう決まったから、よろしく」ってな。
その時、思いました。
「この会社は私のことを店長だと思っていない。この会社では、私はただの働くロボットなんだ。」
今思えば、ロボットよりたぶん悪い。
なぜなら、店舗で不祥事が起きた場合、責任を取らされるのは肩書だけ「店長」の私ですから。
わたあめ機を撤去
キレました。
さすがに私のことを舐めすぎなんじゃないか?って思ったので。
もう辞める気マンマンでしたし、最後くらいは自分が店長なんだからこの店を自分の好きなように動かしてやる、ってね。
黒井部長と古井部長補佐が自信満々に推してきたわたあめ機を2日目に撤去。
倉庫の奥にサヨウナラしました。
スタッフには、もし黒井と古井にバレて、何か言われたら、「店長が指示したので」って言って良いから。と伝えました。